【兵庫パン屋】生瀬ヒュッテのパンレポ②

パン屋レポ

前回に引き続き、今回も生瀬ヒュッテのパンについてです。前回の投稿では店頭で選んだパンについて書いたのですが今回は”3月のパンセット”についてのレポとなります。

3月のラインナップはこちらの6種でした↓

どれも大きく、紙袋にパンパンに入っていてかなり重かったです。

まずは山小屋食パン。

最初はスライスしたものを軽くトーストしていただいたのですが一口目のくちどけの良さにびっくり。食パン専門店の生食パンもふわふわですが、それとも少し違う小麦の風味と甘みが広がったあとスッととろけていく食感が、唯一無二で感動の美味しさでした。店頭では単品売り(700円)もあったので次回は追加購入したいくらいです。

こちらは2種類のお芋とレーズンのライ麦パン。

ほんのり甘い鳴門金時・べにはるかの2種のお芋のダイス、大粒のレーズンがたっぷり混ぜ込まれているセミハードなパンです。このレーズンが他で食べたことのないくらい瑞々しく、フレッシュなぶどうが入っているのかと思うほどジューシーでした。そのまま食べるとふかっと、軽くトーストしてクリームチーズやバターと一緒に食べても美味しかったです。

こちらはハーブソーセージとドライトマトのフォカッチャ。

袋を開けた瞬間からハーブの良い香りがしました。生地感はふわもちで、旨みが凝縮されたトマトがところどころに表面のチーズの焼き目が香ばしさが良いです。輪切りのソーセージがごろごろ入っていて食べ応えもあり、ラップをしてほんの少し温めると香りがたってより美味しくいただけました。

続いてはナッツとフルーツのカンパーニュ。ピスタチオ、アーモンド、くるみ、オレンジ、レーズンがこれでもかと混ぜ込まれていてパンとは思えないほどずっしりとした重みがありました。どこを食べてもナッツ、フルーツにあたるのですが場所によって酸味や甘みのバランスが変わるのも楽しいです。生地感はむっちりと重ためで食べ応えもありました。

続いてはカンパーニュ山食パン。

山小屋食パンより2周りほど小ぶりで、生地はややハードで詰まった感じで香ばしさを感じます。酵母や小麦の特徴なのかしっかりとした酸味があり、個人的には酸味系のパンが得意ではないのでチーズやバターなどコクのあるものと合わせて頂きました。

店舗に行った際にテラスで食べたサンドイッチのパンもカンパーニュで酸味が結構あったのですが、クリームチーズのまろやかさで若干酸味が柔らかく感じたので乳製品や具材の相性を考えてオープンサンドにするのにも良さそうです。

最後はオレンジカプチーノのパネトーネ。

生地からふわっとコーヒーの香りが漂い、オレンジピールの苦み、ホワイトチョコと思われる甘みがところどころ現れます。生地感は雲のようにふわっふわで軽く、とろける口どけの良さです。

手のひらサイズで高さもあり小さくはないのですが、あまりの軽さにぺろっと食べてしまいました。甘さも控えめでコーヒーの香りと苦みがあるのでくどさもなく大変美味しかったです。

さて3回分に渡って生瀬ヒュッテのパンの感想や、行く際に気を付けることについて書いてきました。(気になる方はこちらもご覧ください↓)

予約が取れた嬉しさもありますが、実際に行ったお店の前で待つ間やパンが広がっている光景を目にした時のワクワク感は他のパン屋では味わえない経験でした。

またそれだけ期待して行っても裏切られることのない美味しさが一番の魅力だと実感できました。特に食パン、メロンパン、パネトーネのようなソフトな食感のパンは今までどこでも食べたことがないようなとろける口どけで大感動。また次行くチャンスがあったら絶対にリピートしたいです。

なかなか訪れるハードルが高いのは確かですが、GWなど祝日が増えるこの時期は普段平日休みがない方には少ないチャンス日となりますのでぜひトライしてみてください。

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