
兵庫のパン屋巡りの最終地点は、阪急夙川駅の北側改札すぐ目の前にあるBoulangerie Miyanagaさんにです。こちらは学生時代に何度も通った、個人的に思い入れもありとても好きなお店です。
特に惣菜系が充実している印象で、ボリュームがあってお手頃価格のものがたくさんあるのでランチなどにもぴったりです。
平日14:30ごろ伺い、先客は4名で待ちなしで入れました。時間も時間なので並んでいるパンは少なくなっていましたが、その後も絶えず来客がありました。


こちらで購入したのは2つ。
まずは丹波の黒豆パン(170円)。

豆大福のような白くてもちっとした見た目ですが、切って断面をみてびっくり。
パンというよりほぼほぼ黒豆の甘煮でできていて、柔らかくしっとり優しい甘さです。黒豆をふんだんに感じられる、どこか和菓子のような味わいです。
パン生地はもちっとふわっと伸びのある柔らかさで、白パンのようなシンプルで飽きのこない美味しさでした。

もう一つはチョコといちじくの白ワイン煮(210円)。
ミヤナガさんの人気No.1商品ということで初めて購入しました。ごろっと大きく上品な甘さのいちじくが入っていてパン生地はもちっとしながらも歯切れがいいです。
いちじくの甘さとつぶつぶ食感に、チョコの甘さとコクがふわっと押し寄せてくるパンです。中に入っているのは黒糖チョコらしく、初めキャラメルソースが入っているのかなと勘違いするくらいミルキーでまろやかな甘さ。
ハイカカオなチョコではないからこそ、いちじくの風味が負けず一体感があるなと感じました。

さて今回はBoulangerie Miyanagaさんのパンを頂きました。
昔通っていたときから知っているパンもあったのと遅めの訪問になったため、今回の購入は2つでしたが久々に伺うとやっぱり美味しくてお値段以上の満足感があるパンがたくさん並んでいるお店です。
気になる方はぜひ。