先日大阪・玉造にあるnaoto.panさんに初めて行ってきました。
色々調べているとお惣菜パンから甘い系まで幅広い種類があり、どれも魅力的だなと以前から気になっていたお店です。
平日の12時にお店に到着、4人お並び列がありましたが5分ほどで入店できました。


12時の店内は、ほぼほぼ全種出揃っているのではと思うくらいたくさんのパンが並んでいました。

店内に入れるのは5名まででそこまで広くはないのですが、種類がかなり多いのでかなり目移りしてしまいました。ボリューミーかつお手頃価格のパンが多い印象です。
今回購入したのはこちらの5点です。

まず一つ目は、訪問前から買おうと決めていた”パリパリもちもちドーナツ”シリーズのシナモン。

こちらのドーナツシリーズがnaoto.panさんで人気No.1とのことで気になっていたんですが、名前の通り、周りはパリパリさくさくで生地はもっちり伸びる食感に食べる度ハマっていきます。長く持ち歩くとパリパリ感が損なわれるかなと思い、購入後すぐに頂きました。
じっくり揚げられている感じがあり噛むとじゅわっと油を感じますがそこまでしつこさはなく、病みつきになる食感と程よい甘さでぺろっと食べられました。
袋の中で少し時間が経つと油分を感じやすく少しべたっとしてきたのでやはり早めに食べた方が食感の良さを感じられると思います。

続いては”明太フランス”。

明太フィリングをスライスされたバケットたっぷり塗られているタイプです。
明太バターには柚子胡椒が加えられていてピリッとした辛みと味にやや複雑さがでているように感じました。断面にフィリングがたっぷり塗られているので、噛むとじゅわっとバターのコクと油脂感もあって味もガツンと濃さがあって美味しかったです。
そもそも土台となるパンが外ザク中もちっとしていて好みだったので、他のシンプルな食事パン系も美味しいだろうな思いました。

続いては”エビッコリー”。
ふわもちっとした雑穀パンに大ぶりのエビとブロッコリーがごろごろ、中央にはコクのあるポテサラ、そして上にオマールエビソースがかかっていて一つでかなり食べ応えがあります。
中のクリーミーなポテサラから香るバジルの清涼感とタルタルソースっぽいまろやかさ、ソースも相まってエビグラタンのような濃厚さ。このボリューム感でたしか400円くらいだったのもあり大満足でした。

こちらは”いちじくとマスカット”。
まるごとのいちじくの赤ワイン煮とマスカットレーズンがたっぷり包み込まれたハード系パンです。
パン生地よりフルーツの比率が高いのではと思うほどふんだんに練りこまれていて、特にいちじくのジュ―ジーさがこのパンの前面に出ているように感じます。
パン生地はハードですがいちじくやレーズンの水分感もあって中はもちゅっとした食感。大人向けの贅沢なハードパンといった印象でした。

最後は”チャバタ”。シンプルに小麦の味やパンの食感が分かるようなものが食べたくて選びました。
クラムを見るともちっとした水分感の多い柔らかな生地だなと感じるツヤがあります。食べてみても、やはりふかもっちりとした噛み応えで、何も挟んだり塗ったりしたくない小麦の美味しさをダイレクトに感じられました。
リベイクした時の外カリ中もちゅの一番好みのパン生地でした。一つ200円しない安さでサイズもそこそこ大きく何個か購入してストックしておきたいチャバタでした。

今回はいつか行きたいと長らく思っていたnaoto.panさんに行ってきました。期待を裏切らない美味しさに加え、ボリューム感とお求めやすさまでバランスの良いお店だなと思います。
店頭に人気パンランキングが貼られていたのでこちらもかなり参考になると思います。1位にランクインしている今回食べたパリパリもちもちドーナツは外せないですね。気になる方はぜひ。