フランス・リヨンで創業70年を迎える「ベルナシオン」は老舗のショコラトリーで、世界中に多くのファンがいるブランドとしても有名です。
現在は3代目ショコラティエであるフィリップ・ベルナシオン氏がそのショコラの味を守っています。
ベルナシオンは特に”タブレット”と呼ばれる板チョコが定番商品で、キャラメルやサブレ入りのものなど豊富な種類があり、チョコレート好きなら一度は食べてみたいと憧れるブランドでもあります。
今年のサロンデュショコラでも新作タブレットを含む多数のチョコレートが販売されており購入し食べてみたのですが、うっとり目を閉じて味わいたくなる悶絶級の美味しさでした!
今年の新作!甘酸っぱいキャラメルがとろける【タブレット パッション】食べてみた
2024年のサロンデュショコラで販売された新作のひとつはパッションフルーツ風味のキャラメルをミルクチョコレートで包んだ”タブレットパッション”です。
舌触りがなめらかなキャラメルはパッションフルーツのジャムをそのまま食べたかのように甘酸っぱく香り、トロトロなテクスチャーでチョコレートを割るとあふれ出てきそうなほどたっぷり。
周りをコーティングするのはしっかりと甘みのあるまろやかなミルクチョコレートで、そのシンプルさがベルナシオンのショコラそのものの美味しさを際立たせています。
キャラメルが甘酸っぱい分、周りのミルクチョコレートがこっくりとした甘さでもしつこくなく、”ガッツリ甘い”のにもう一口いきたくなるチョコレートなのです。
こちらのタブレットはベルナシオン氏本人も「パッションフルーツの果実が苦手な人には勧められない」と言うほど素材の味がストレートに生かされた品。
目が覚めるようなパッションフルーツの甘みと酸味、鼻を抜ける南国の香りが心地よくかなりインパクトのあるタブレットでした。
全ての購入品を食べたわけではないですが、早くも2024年購入品No.1となる予感がしています。
ベルナシオンのタブレット、気になる価格は?
こちらのタブレットの価格は5,400円。
板チョコで5,000円超?!と驚いてしまう価格なのですが、食べると納得できてしまう美味しさと満足感があります。
また最初に手にしたときに驚くのがそのずっしり感です。量ってみるとこのタブレットパッションは約160g。
スーパーに並んでいる一般的な板チョコは50gほどですので約3倍の重さです。
サイズも一般的なものより2、3周りは大きく厚みもあって重厚感が凄いです。
だからコスパがいい!とはとても言えない高級品ではありますが、タブレットパッションに限らず、世界中が認めるベルナシオンの味に興味がある方にはぜひ一度体験してみてほしいチョコレートです。
ちなみにこちらは2023年のサロンデュショコラで購入した”タブレットビスキュイ”で、ビスケットとキャラメルをビターなチョコレートで包んだタブレットです。
サクサクとした食感のいいビスケットに塩気があり、なめらかなキャラメルとコクのあるビターチョコレートのバランスが絶妙で、一気に1枚食べてしまいそうな美味しさでした。
こちらもとてもおすすめです。
美味しく食べるための保存方法
チョコレートは温かい場所に置いていると当然溶けてしまうので冷蔵庫で保管する方もいると思いますが、実際の適温は15~18度ほどとされるものが多いです。
特になめらかなキャラメルが特徴のタブレットは冷やしすぎるとその良さや風味を存分に楽しめなくなる場合もありますので、玄関や廊下など暖房をつけない涼しい部屋に置いておくか、冷蔵庫の野菜室に紙袋ごと入れて、食べる前にすこし常温に戻しておくことをお勧めします。
チョコレートによっては適温が様々ですのでそれぞれのチョコレートに表記してある保存方法を守ってベストな状態で頂きたいですね。
どうやって購入する?
今回ご紹介した【ベルナシオン】は日本に店舗がないため通常は出向いて買うことはできません。
例年1月中旬~2月に開催されるサロンデュショコラに出店するのでそちらで購入するか、サロンデュショコラのオンライン(1月初旬)で購入する方法になります。
ただこちらはサロンデュショコラのなかでも1,2を争う人気ブランドなので毎年即効売り切れていきます。
購入したい方は早めに情報をゲットし乗り遅れないことが大切です。
他にも多数のチョコレートを購入しておりますので順次こちらのブログで感想などアップしていきたいと思います!
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