おうちでパンを楽しむコツ2【リベイク編】

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前回はおうちでパンを楽しむコツとして、お取り寄せしたパンや一度に食べきれなかったパンの保存方法についてご紹介しました。

前回の記事はこちら↓

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今回は保存したパンを美味しく食べる方法をご紹介します。

冷凍したパンを解凍する方法をざっくり挙げると以下の通りです。

方法1 常温に出して自然解凍する

方法2 電子レンジで解凍する

方法3 トースターで解凍しつつ焼く

これまでたくさんのパン屋を巡ったりお取り寄せしたりしてきた私がいろいろな方法を試し、このパンならコレ!という方法をご紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

方法1 常温に出して自然解凍する

この方法はほぼ全てのパンに用いることができますが、特に自然解凍が向いているパンは具材が包み込まれているタイプのもの、生地がぎゅっと詰まっているもの、加熱すると溶けてしまう素材が上に乗っているタイプのパンなどです。

具体的にはあんぱん、クリームパンなどの菓子パン、ベーグル、ドライフルーツがたっぷり練り込まれたパン、クロワッサンなどのデニッシュ生地のもの、惣菜パンなど幅広く適用可能です。

パン生地は焼くと大小の気泡ができます。そのため解凍にかかる時間が比較的短いのですが、冷凍するとガチガチに固まる惣菜やフィリングはパン生地より解凍時間が長くかかることがあり、電子レンジなどで短時間解凍するとムラになることがあります。

またココアや粉糖、チョコレートなど加熱すると溶けたりだれてしまってきれいに解凍できないものや、中にフィリングがたっぷり詰まっていてレンジなどで解凍すると加熱ムラができやすいものはこの方法が適していると言えます。

例えば室温でこぶし大の大きめな凍ったベーグルを出しておくと、春夏は1~3時間、冬は半日ほどで中のフィリングまで解凍されます。

お好みで、常温で全体を解凍したあと方法3の<トースターでリベイクする>に進み、パンの表面をカリッと焼くことでさらに美味しく食べられます。

ただし、ホイップクリームが絞られているものは温かいところだと脂肪分と水分が分離してしまう恐れがありますので、ラップや袋などで乾燥を防ぎ冷蔵庫で時間をかけて解凍する方が無難です。

方法2 電子レンジで解凍する

冷凍庫から取り出してすぐに食べたいとき、自然解凍の時間が長くとれないときは電子レンジで加熱することで素早く解凍することもできます。

ただ、電子レンジで加熱して美味しく食べられるパンは、基本的に自然解凍できるものになりますので時間があるときは自然解凍をおすすめします。

この方法が向いているのはパンの食感がふわふわもちもちと感じる柔らかめのパンで、食パンや菓子パン、フォカッチャなどです。また熱々で食べた方が美味しく感じるピザパンやソーセージパンなどの惣菜がのったものも向いています。

ただ電子レンジでの加熱は注意が必要です。

パン生地はレンジで加熱すると思っているより早く解凍されることが多く、長めに加熱すると包んだラップが縮んでせっかくのふわふわな生地を圧迫し食感が損なわれることがあるからです。

そのためまず20~30秒加熱し、向きを変えながら10秒ごとに加熱するなどこまめに確かめることが大事です。

ちなみにラップに包んだ6枚切りの食パンを500wで20秒加熱すると硬い耳部分以外はかなり柔らかくなります。

≪応用編≫

自然解凍が待てないときにベーグルを食べる場合、ベーグルの表面にささっと水をくぐらせ、熱湯を入れたマグカップにのせ、全体にふわっとラップを乗せてレンジ加熱することで簡易的な蒸し状態にできるのでおすすめです。

またカレーパンやグラタンパン、ピロシキなど具を包み込むタイプのものはレンジで内部までしっかり温め、外側のカリッとした食感を活かすためさらにトースターで焦げないよう焼くのがおすすめです。

メロンパンも、パン生地は柔らかいですがレンジで加熱するとクッキー部分がしなっとしてしまうのでレンジ解凍後にトースターでリベイクすると美味しく食べられます。

【こんなパンの解凍方法には注意!】

デニッシュやクロワッサンは電子レンジ加熱するとパリッと感が失われ、しなしなになりやすいのでこの方法はあまりおすすめしません。デニッシュ生地の内部は空気がたっぷりで自然解凍でもあまり時間がかからないので常温に出して待つか、どうしても待てないときはラップをふんわりかけ10秒ずつ様子を見ながら加熱します。

方法3 トースターで解凍、リベイク

3つ目の方法はトースターを使う方法です。家庭のコンロについているグリルでもOKです。

トースターに凍ったままのパンを入れて一気にリベイクまでする方法は、食パンやスライスしたバケットなどに向いています。

厚みがあまりなく、気泡があるものは火の通りが早いため、解凍→リベイクと二度手間をかけなくても美味しく食べられます。

冷凍のものを庫内に入れると温度がグッと下がるため、やや高めの温度で余熱設定してできるだけ短い時間でリベイクするのがコツです。

焼き目がなかなかつかないからと低温のままゆっくり焼くと、断面からどんどん水分が奪われパサパサになり美味しくなくなってしまいますので注意が必要です。

これで美味しいパンをあきらめない!

今回3通りのリベイク方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

せっかく美味しいパン屋さんに行ったのに食べきれないからと断念するのは残念ですよね。

美味しく食べるための保存方法、リベイク方法を試して手間暇かけて作られた美味しいパンを無駄にせず楽しく頂きたいものです。

ただ冷凍しても無限に食べられるわけではないので買いだめはほどほどに、

1ヶ月くらいで食べきるのが良いかと思います。

美味しいパンライフを!

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