
先日東京に行く機会があったので、前に一度伺ったことのあるComme’N TOKYOさんを再訪してきました。
こちらのシェフは国際パンコンクールで優勝経験のある超実力者の方で、何を食べても本当に美味しくて絶対リピートしたいと思っていたためこの機会は嬉しい限りです。
土曜日の13時に到着、店外の並び列はなしで先客5名ほどでした。


並んでいるパンのラインナップを見ればわかる通り、ハード系の種類が豊富で趣向を凝らしたものが多いのが魅力です。

商品は全て店員さんに順番に注文して取っていただくスタイルです。並んでいる間は商品がやや見にくいためいざ自分の番となると種類の豊富さに圧倒されますが、後ろの人のことを考えるとじっくり悩みにくいことだけが玉に瑕でしょうか。
ショーケースの目の前にくると本当に魅力的なパンが多いのでかなり迷うのですが、持ち帰りのことも考慮し今回はこちらを選びました。

まずはバケットのような見た目の”パンドゥ”(400円)。

ベーグルのようなむっちり食感と書かれており、芸術的な見た目とフィリングなどを混ぜ込まない潔さに惹かれ即決しました。
実際食べてみると大正解。見た目から想像していたよりしっとりしていて、ほんのり甘く毎日食べられそうな飽きがこない美味しさ。せいろ蒸しとオーブンリベイクの両方を試しましたが、せいろ蒸しをした方が生地のふかもち感がそのまま生かされていて美味しかったです。
次また行く機会があれば絶対リピートすると思います。
続いてはりんごとクルミ(410円)。

常連さんにも長く愛されている一品らしいこちら。
アーモンドミルクで捏ね上げた優しい甘さの生地に、セミドライのリンゴとクルミがたっぷり混ぜ込まれています。リンゴのしゃくっと食感とクルミのザクザクとした香ばしさが相まってどんどん食べ進めたくなります。
パンの外側はパリッと香ばしく、中はハードすぎない生地感もとても好みでした。
最後はほうじ茶と黒豆(398円)。

温めなおさなくてもほうじ茶の香りがしっかり感じられるほどの濃いほうじ茶パン生地に、しっとりとした黒豆の甘煮が混ぜ込まれています。
生地はもちっとひき強めで噛むほどに旨みが感じられますが、リベイクするとその香りはさらに引き立ち、全体的に甘さ控えめなのでどっしりとしたほうじ茶の味も楽しむことができました。

さて今回は九品仏にあるComme’N TOKYOに行ってきました。東京にいたら間違いなく通い詰めるであろう名店です。暑い日に長く持ち歩くことを考慮し今回は3つに留めましたが、他にも気になるものが多すぎるのでまたの機会を伺いたいと思います。
関東にお住まいの方、気になる方はぜひ。
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