先日JR岸辺駅より徒歩20分程度のところにある【LE SUCRE-COEUR KISHIBE】(ルシュクレクールキシベ)さんに行ってきました。
こちらの”ルシュクレクール”という名前、関西のパン通の方は知っておられるかもしれませんが、北新地にお店を構える人気のパン屋、LE SUCRE-COEURと同じ店主さんのお店です。
岸辺店は今年オープン20年を迎えられたということで、こちらの店舗が1号店のようですね。
北新地のお店はオープン前から行列ができると噂を聞き気になっていたのですが、近くに来た際にせっかくならと岸辺のお店に立ち寄りました。
お店は比較的交通量の多い通りに面していますが、駅から20分という立地なのもあって周辺は主に地元の方が行き交うエリアなんだろうなといった雰囲気です。
そこに目を引く鮮やかな赤い壁のお店がルシュクレクールさんです。
平日13時ごろ訪れると数席あるイートインスペースは満席で、お買い物に来られている方もちらほらいらっしゃいましたが、混雑はしておらず並ぶことなく入店できました。
お昼過ぎだったのであまりパンが並んでいないかなと心配だったのですが、選べるくらいにはありました。
ガラスのショーケースの中に陳列されていて、店員さんに取ってもらうスタイルです。
お目当てだったものもラッキーなことに残っていたのでそちらを購入してきました。
ハート形がパンクール(¥376)、手前がクロワッサン(¥368)、そしてベーグル(¥294)です(価格は全て税別)。
パンクールとクロワッサンは人気商品と聞いて食べてみたかったもので、ベーグルはどのお店でもあると迷わず選んでしまうので今回も購入しました。
持ち帰り早速頂いてみます。
最初にクロワッサンからいただきます。
まず断面の層が美しいです。
クロワッサンの醍醐味はバターの香りと食感かなと個人的には思うのですが、かじった瞬間バターの香りが広がって、砂糖の甘さでなくバターのおかげかほんのり優しい甘さを感じます。
食感は中央部分のふくらみのある部分はサクッとふわっとしていて食べやすく、端の耳の部分はザクッと歯触りが良かったです。
クロワッサンってお店によってふわっと軽いものか、バリッザクッとしたタイプかに分かれるイメージでしたが一つで二度楽しめるのが嬉しいですね。
続いてはパンクール。
いちご、レモン、ホワイトチョコが練りこまれたハード系で、周りはカリッと、中は詰まっていてむちむちとした食感です。
フルーツの甘酸っぱさとチョコのまろやかな甘みが交互に来るので食べていて飽きないです。
見た目の可愛さはもちろんですが、とても細くハード系でも食べやすいのも良かったです。
そして最後はプレーンベーグル。
持ったときには柔らかいタイプのベーグルかな?と思ったのですが食べるとしっかりひきのある生地でした。
ぎゅっと力を入れて持つとゆっくり押し返してくるようなもちっとした食感で固すぎず食べやすいです。
何もつけずそのまま食べたのですが、酵母なのか小麦なのか、微かにスパイスのような酸味のような香りがありました(癖があるというほどではないです)。
そのままでも美味しいですが、シンプルなので具材をサンドしたりするのにも向いていそうです。
ハード系が美味しいと聞いていたルシュクレクールさん、次はバケットなど王道のものも頂いてみたいですね。
立地からイメージするパン屋さんとしては価格は全体的にやや高めですが、シンプルだからこそのこだわりを感じました。
アクセス良好とは言えないのにも関わらずひっきりなしにお客さんが入っているところを見ると、近隣住民以外の方も来られているんだろうなと思います。
店内イートインメニューでは店頭のパンだけでなくクレープなどイートイン限定のメニューがあるようだったのでそちらも気になります。
アクセスを考えると行きやすいのは北新地のお店かもしれません。気になった方はぜひ。
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