【大阪パン屋】La Fournee 初訪問

パン屋レポ

先日、大阪・豊中市の住宅街にナチュラルで可愛らしいお店を構える【La Fournee/ラフルネ】さんに行ってきました。

こちらのお店は以前、肥後橋で営業していた人気のパン屋さんで、約1年前に豊中に移転してきたそうです。

移転オープンからしばらくは行列も出来ていたようなのですが、だんだんと落ち着いてきたということで今回初めて行ってきました。

土曜の10:30ごろ伺うと待ちはなし、店内には先客が2,3名ほどでしたがその後も途切れることなく訪れている様子。

店内は広々しているのですが、奥半分はカフェスペースになっており、手前がパンのテイクアウトコーナーなので売り場自体は大きくないです。

また陳列されている商品はあまり多くなく、その中に焼き菓子もあったためパンの種類は少なめ。肥後橋のときよりパンの種類がかなり減っているそうで、その分クオリティにこだわって焼かれているそうです。

この日並んでいたパンはこのような感じです↓

自分でトングで取るのではなく店員さんに欲しいものをオーダーしていくシステムです。

パンはクロワッサンやパンオショコラなどのデニッシュ系生地の数種の菓子パンと、それ以外は全てシンプルハード系と、かなり潔い印象を受けました。またガラスケースの下段は全て焼き菓子です。

購入したパンをすぐにその足で向かった公園で頂きました。

まずこちらは厚焼きフォカッチャ(390円)。

手のひら2枚分以上の大きなサイズ、陳列棚の中でもふかふかとした感触が伝わってくるようで惹かれて選びました。

食べてみてもやはりふかっとした食感で、外だったので何もつけずそのまま頂いたのですが、オリーブオイルの風味や塩味は控えめで、小麦の味をダイレクトに感じられるパンでした。

リベイクしてオリーブオイルやバターと楽しんだり、ハムやチーズと合わせても良さそうです。


続いてこちらはセザム(240円)。

見ての通り表面にゴマがたっぷりまぶされていますが、生地にもしっかりとゴマが練りこまれていて口に入れた瞬間から香ばしさがすごいです。

ドイツパンのような茶色味のつよい生地ですが酸味はなく、全粒粉で作られているため穀物感が香ばしくそのまま食べても味わい深いパンでした。

そして最後はこちらのカヌレ(290円)です。

やや大きめの満足感のあるサイズです。

外は程よくカリッとしていますがガリガリタイプではありません(個人的にはつつくとコツコツと鳴るくらいハードなカヌレも好きです)。

中はしっとり柔らかくバニラとラムの香りがしっかり感じられます。甘さとほろ苦さのバランスがまるでプリンのようにも感じられるカヌレで、とても美味しかったです。



今回は初めてラフルネさんに伺いましたが、サンド系やお惣菜パンなどは並べず、小麦の香りと味ををしっかり噛みしめられるパンが多く並んでいるの潔さがとても印象的でした。

また普通のパン屋さんでは見かけないような焼き菓子のラインナップがとても魅力的で、お土産としても買ってみたいですね。

イートインのランチもかなり本格的で美味しそうだったので機会があれば伺ってみたいです。

お店の立地としては、バスもしくは御堂筋線桃山台駅から徒歩15分ほどかかるので近隣の方以外は少し行きにくさもあるかと思いますが、気になる方はぜひ訪れてみてください。

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