JR吹田駅から徒歩10分ほどのところにあるBoulangerie bottira(ブーランジェリーボッチラ)さんに行ってきました。
とても好きなお店で、おそらく4回目の訪問です。
人気店で、土日はオープン前から20人くらい並んでいたこともあるほど。
オープンは10:30ですが、お昼前くらいには品数がかなり減り昼過ぎには完売になっていることもあります。
平日の11:15ごろに訪れたこの日は3人待ちで5分ほどで店内に入れました。
店内には惣菜パン、スイーツ系のパン、クロワッサンなどたくさんの種類のパンが並んでいます。
今回購入したのはこちら。
迷いに迷って3つに絞りました。
まず手前は鴨ネギ味噌ホワイトソース。
厚みのある鴨のローストがたっぷり挟まっています。
噛みごたえのあるジューシーな鴨とネギ、味噌、チーズの組み合わせはちょっぴり和食の香りがする食べやすさです。
パンは一見ハード系と思いきや、クラムは水分量多めなむっちり生地で雑穀系の素朴な味です。
写真奥、断面が一際美しいパンは
ルージュピスタチオ。
購入したときは気づかなかったのですが切ってびっくりの鮮やかな紫の生地はカシス、レーズンが入っていて、どーんと挟まれたイチジクも存在感があります。
もう一つびっくりしたのは黄緑色のフィリングで、
こちらはピスタチオクリームかと思いきや噛んだ瞬間ほろほろ崩れ、サクサクの食感!
さくさくのチョコクランチがほどけるような食感でとても美味しかったです。
じゅわっとむっちりなパンにドライフルーツのねっとりとした甘さ、ピスタチオのロシェのサクサクが合わさってどんどん食べ進めたくなります。
そして右手前はカカオナッツスティック。
断面を見て分かるように、クルミやヘーゼルナッツがごろごろ。
カカオ生地の中央にはナッツの風味・食感を感じるチョコレートが包まれています。
頬張るとザクザク感としっかり甘めなチョコレートを感じ、チョコバーを食べてるようなジャンキーな感覚もあってとても好みでした。
食べただけでは気づかなかったのですが表面にバターも塗られているようで
さらに細かいお砂糖もまぶされています。
見た目が素朴な感じなので油断していましたが
甘系のパンとしてかなり満足感のある一品でした。
今回3つのパンを頂いて感じたのは、Boulangerie bottiraさんのパンは具材、フィリングの美味しさはもちろん抜群。
それ以上にどのパンも生地が唯一無二で
外はカリッとハードそうなパンもクラムはむちむち、水分がたっぷりとどまっているような
食べやすく噛みしめたくなるパンです。
一般的な菓子パンのソフトな生地とは全く別物、バケットのようなハード系とも違う
ここでしか得られない食感なのです。
そんな生地を存分に味わいたい方におすすめしたいのは”プシエル”というパンです。
今回は売り切れで買えなかったのですが、過去訪れたときには欠かさず購入していたパンです。
フィリングなどは入っていない小麦のシンプルな輪っか状のパンなのですが、初めて食べたときの感動が本当に忘れられません。
一見ずっしりしてそうなパンに見えるのですがとても軽く、
切ってみると生地に水分がたっぷり残っているのが分かるくらい
パンの内部がつやつやピカピカしているのです。
もっちり柔らかく、何もつけずそのまま味わいたくなる美味しさで
どうやって焼いているんだろうと食べる度不思議に思います。
今回は久しぶりのbottiraさんでしたがやはりその美味しさは何を選んでも間違いないです。
ラインナップが魅力的すぎて選ぶのに苦労するのでまた訪れることになると思います。
今日は大阪でおすすめしたいパン屋さん上位のお店をご紹介しました。
ぜひ行ってみてください!
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