【兵庫パン屋】生瀬ヒュッテのパンレポ①

パン屋レポ

前回は生瀬ヒュッテへの来店方法や予約のコツについて書いたのですが、今回からは実際に購入して食べたパンについて記録しておきたいと思います。たくさんあるパンを選ぶ時の参考に役立つと嬉しいです。

まず今回は店頭でパンセットとは別に選んだ6つのパンを食べてみました。かなり迷って厳選したパンたちです。

まずは抹茶といよかん、ベルギーチョコレートのメロンパン(356円)。

いよかんのピールとチョコレートが混ぜ込まれた抹茶のパン生地は、ふわっとほどける軽さとまるで溶けてしまったかのような口どけの良さに驚きました。クッキー生地は薄めでサクサク、抹茶のほんのりとした苦味もあって全体の甘さはくどくなくあっさりと食べられます。

ほかでメロンパンを食べるときはクッキー生地が主役でパン自体にあまり目がいかないことが多いのですが、こちらはパン生地がメインでクッキーが甘さと食感のアクセントになっていてバランスが良く美味しかったです。

続いてピーナッツバターとチョコレートのサンドイッチ(410円)。

イタリア産のつぶつぶチョコがカラフルで可愛いこちらは、セミハードなパンに塩味のきいたピーナッツバターを塗るという小技が効いています。チョコは小粒の中にカリッとしたパフが入っているのでカリカリ食感で噛み心地よく、ピーナッツのコクとチョコの甘みが相まって美味しかったです。

アーモンドチョコレートのサンドイッチ(594円)。

これはヒュッテパンの中でも楽しみにいていたパンです。大粒のレーズンが練りこまれているセミハードなパンに、アーモンド入りミルクチョコがサンドされています。板チョコ丸かじりの背徳感がたまらなく美味しく、甘みもしっかりあるミルクチョコですがパン生地とレーズンとチョコの甘みと食感の組み合わせが抜群でした。チョコ単品でも食べたいくらい美味しかったです。

ちなみにマカダミアナッツホワイトチョコレートのサンドも店頭にあり、こちらの板チョコは単品売りもしてありました。次回もあればこちらも食べてみたいです。

続いては丹波黒豆とうぐいす豆(270円)。

黒豆とうぐいす豆の大粒な甘煮がホクホクで、たっぷり入っているのが嬉しいです。ややハードな生地ですが中はもちっと感もあって豆の甘味がちょうどよく、飽きがこない美味しさでした。お豆の美味しさにここ数年になって気づき、迷わず手に取った商品でしたが大正解でした。

粒あんフランスパン(259円)。

粒あんは粒感も残りながらなめらかさもあり、フランスパン生地はひき強め。あんこは飲めちゃうほどに瑞々しく、たっぷり入っていますが生地の噛み応えがしっかりあるので意外にもパン自体の味や香ばしさもしっかり感じられました。けしの実の香ばしさも良いです。

ライ麦シナモンロール お芋とレーズン(378円)。

生地に巻き込まれたレーズンの甘みとシナモンの香りがしっかり感じられ、正直なところお芋感はあまり分からなかったですが、ライ麦の効果なのかややどっしりとした生地が香ばしく、表面にまぶされたザラメが甘さとコクをプラスしています。一般的に多い、菓子パンらしい軽くてしっかり甘いシナモンロールとは雰囲気が少し異なる、個性を感じる一品でした。

さて今回は念願だった生瀬ヒュッテのパンを食べてみました。何回か通って全種類のパンを制覇したりお気に入りを見つけていきたいと思うのですが、達成するにはかなり長い時間がかかりそうです。

なかなかハードルが高いなと感じる方も多いと思うのですが、気になっている方には前回書いたパンセットの購入法などを参考にぜひ一度挑戦してみてほしいです。

次回はパンセットの商品についてレポしていきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました