最年少M.O.F(フランス国家最高職人)ショコラティエであるポール・オキパンティ氏がエグゼクティブシェフを務めているブランド【LB Le Chocolat/エルベ―ルショコラ】のチョコレートを今年初めて頂きました。
エルベ―ルショコラはシェフの生まれである南仏の素材をふんだんに使い、最年少M.O.Fの強みを活かして、手の届かない高級品ではなく身近で美味しいチョコレート作りを目指したオリジナリティのあるブランドです。
今回購入したのはこちら。
12個の異なるチョコレートが並んだアソートボックスで、オキパンティ氏の南仏素材を詰め込んだ商品のようです。
パステルイエローの丸型ボックスと刺繍入りゴムバンドが可愛く、見た目だけでも心躍ります。
ちなみにひとつひとつのチョコレートの味の説明は同封されていなかったため、味を詳しく見ながら食べたい方は注意が必要です。
今回はこちら(↓)の会場に置かれた商品詳細を見ながら頂きたいと思います。
プラリネとガナッシュ、ミルクとビターのバランスがよくこの一箱で幅広く楽しめます。
ひまわりの種のプラリネは全体的にミルクチョコレートの甘さがしっかりあり、シャリッと感も残しつつ粒子細かいのでプラリネが濃く感じます。香ばしくとてもなめらかです。
後半は塩味があり、最後までしっかり塩味がありました。
カプチーノガナッシュはねっとり感がかなり強く、濃厚なガナッシュです。
おそらくコーヒー豆と思われる細かい粒感があり、やや苦みもあるが周りのミルクチョコレートの甘さもしっかりあるので食べやすいです。
こちらも後半しっかりと塩味を感じたのですが、コーティングのミルクチョコレートに塩味を効かせてあるのかなと感じました。
<M.O.Fショコラティエ ポール・オキパンティ氏について>
毎年12月下旬に販売されるサロンデュショコラムック本にて、今年の商品写真を見た際に
なんだか以前と方向性変わった…?と違和感を感じたので去年と一昨年のムック本も引っ張り出してきました。
するとなるほど、経歴を見て納得しました。
2022年にサロンデュショコラに参加した際は、
2020年に立ち上げた自身のブランド【ニコ・エ・レ・ショコラ】として登場しています。
可愛らしいイラストが印象的なタブレットメインのラインナップのようです。
そして2023年には自身の名前のみを掲げて【ポール・オキパンティ】として再び登場。
こだわりの南仏素材をふんだんに使ったタブレットをシックなパッケージで展開しています。
ちなみに【ニコ・エ・レ・ショコラ】は注目を集めたことで受注が増加したため製造は外部に託し、オキパンティ氏はスーパーバイザーとしてレシピ開発などに携わっているそうです。
さらに今年は2022年からエグゼクティブシェフを務めている【エルベ―ルショコラ】の看板で
サロンデュショコラに参加しています。
ブランドが変わっても故郷の素材にこだわり、シンプルで美味しさを追求したチョコレートは変わらないようです。
今回初めて頂いたチョコレートはどれも美味しく見た目にも楽しいものでした。
気になったものの購入できなかった商品が多数あったのでこれからもポール・オキパンティ氏のブランド展開が気になります!
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